私はスト6を始めて1年以上になりますが、デバイスは10年以上前に購入したRAPを使い続けています。

スト6購入当時は、久々の格ゲーだったこともあって、とりあえず押し入れに入っていたRAPを使っていたのですが、プレイしていてすぐに「ボタンが8個では足りないし、30mmは大きすぎる」と感じました。
そのためアケコンの新調を検討したのですが、増設ボタン付きで24mmのアケコンの相場は3~4万円ほど。
「ハマるかどうか分からないゲームに払える金額ではないな…」と思ったため、結局購入は見送り。とりあえずRAPで頑張ることにしました。
それから約1年プレイ。流石にもうハマった認定してもよいだろうということで、ようやく新アケコンの購入を決意。
この記事では、限られた予算の中で、自分に必要な機能を備えた1台を選ぶまでの過程を紹介します。
結論から言うと、選んだのは「TIKITAKA VSLAB VSGEAR」です。ただ、候補に残ったアケコンも機能面でそれほど大差がなく、決め手は価格でした。(実機はまだ届いていないので、レビューは届いてから別記事で書きます)
同じように「予算を抑えて24mmのアケコンを選びたい」と悩んでいる方の参考になればうれしいです。
スト6のアケコンで外せなかった条件
まず、私がアケコンを新調するにあたって、絶対に外せない条件は以下の2つでした。
- ボタンサイズ24mm
- 下側に増設ボタン2つ
アケコンでスト6をプレイするなら、今や必須と言っても良いやつですね。
ボタンサイズ24mm
私は手が小さく、30mmボタンだと指を添える際に小指を大きく広げる必要があり、ずっと微妙な窮屈さを感じながらプレイしていました。
ボタンサイズが小さくなると、無理なく全てのボタンに指を添えられるようになるので、24mmボタンというのは絶対に外せない条件でした。
下側に増設ボタン2つ
私は指をボタンに添えた状態でプレイしていて、RAPの8ボタンだと親指はほぼ弱K専用になっています。
強く押せる親指を1つのボタン専用にしておくのはもったいないし、特に、早く正確に押す必要があるパリィを親指に担当させたらどうなるのか、ずっと試してみたいと思っていました。
親指で押せるのはメインボタンの下側。なので、下側の増設ボタンも必須でした。

増設ボタンが2つ欲しいのは、パリィ、インパクト、投げの3つのうち、どの2つを親指に任せるのが自分に合うのか、いろんな配置で試してみたいと思ったからですね。
その他
上記の2つに比べると優先度は落ちますが、できれば欲しい条件は以下の3つ。
・できるだけ安価
ほぼスト6専用のデバイスになるため、できるだけ安価に収めたいところですが、最近の24mmアケコンは相場が3〜4万円ほど。
買うと決めた時点である程度の出費は覚悟しましたが、それでも4万円以内には収めたいです。
・天板のレバー周りにネジ止めがない
自作系にありがちな、天板のレバー周りにネジ止めがむき出しになっているタイプは、操作の邪魔になりそうなので避けたかったです。

気にし過ぎかもしれないですけどね
・交換以外の改造が必要ない(穴あけなど)
レバーやボタンの交換くらいならOKですが、加工の知識も技術もないし、ホールソーなどの道具を揃える必要もあるので、難しい改造はしない方針で。
最終的に候補に残ったのは3台
条件に合致したアケコンはほぼ調べた上で、最終的に候補に残ったのは以下の3つ(不満点が多かったものは除外。他に検討したものは記事の最後で紹介しています)。
- PWS FS-24
- DRMFTG DRM JS
- TIKITAKA VSLAB VSGEAR
3台とも、24mmのボタン、下側の増設ボタン2つ、レバー周りのネジ止めなし、交換以外の改造不要という条件は満たしています。
それぞれの良かった点、気になった点を紹介していきます。
PWS FS-24
24mm+増設ボタンの先駆けと言えるアケコン。現在も多くのプロゲーマーが使用しています(⇒公式サイト)。

価格 PC版 ¥39,980 / Brook版 ¥51,980
私はPC版で遊んでいるので、記事ではPC版の価格を軸に比べています。Brook版は、PS5などでも使いたい方向けに併記しています。
サポートが英語でも大丈夫なら、海外公式サイトを利用することで、少し安価に購入できます(PC版 約32,000円 / Brook版 約36,000円)。
- 多くのプロゲーマーが使用している安心感
- 着脱式レバーが付属
多くのプロゲーマーが使用している安心感
個人的に最も魅力を感じたポイント。
FS-24は多くのプロゲーマーが使用しており、少なくとも競技シーンに耐えうる品質が保証されているという安心感があります。
まあ、スポンサードされている事情もあるとは思いますが、動作に支障が出るレベルなら流石に使用していないはずなので。
着脱式レバーが付属
オリジナルの着脱式レバーが付属しており、収納や持ち運びの際に棒の出っ張りが邪魔になりません。
取り外したレバーをアケコン内部に収納できるのもポイントが高いです。
- オプションボタン類が全て側面に配置
- 独特な形状のレバーシャフト
オプションボタン類が全て側面に配置
競技シーンを意識した設計だと思われますが、一般プレイヤー目線だと、トレモで多用するスタートボタンが天板にないのは想像以上にストレスを感じそうでした。

独特な形状のレバーシャフト
付属のレバーはシャフト部分が独特の形状をしており、操作に違和感を感じないか不安がありました。

レバーが合わなかったら三和レバー等に換装すれば良いのですが、その場合、開閉のたびにレバーボールを取り外さなければいけません。
候補に残った3台はいずれも開閉が簡単でメンテナンスもしやすいのですが、FS-24だけは、着脱レバーを換装するとメンテナンスの手軽さが犠牲になるのは気になるポイント。
DRMFTG DRM JS
三層構造の高剛性ボディに加え、上要素を「ジャンプボタン」と「レバー」に切り替え可能なスイッチ搭載アケコン(⇒公式サイト)。

価格 PC版 ¥34,980
DRM JSはPC版のみの販売。PS5やSwitch2で使用する場合は別売りのコンバーターが必要になります。
- アルミ製フレームで頑丈
- 天板右下にボタン増設が可能
アルミ製フレームで頑丈
フレーム部分はアルミ製(天板はアクリル板)で頑丈。誤って落下させたりしても、アクリル製のものより破損のリスクは低いです。
アケコンは決して安い買い物ではないため、耐久性は気にしたい要素のひとつ。
天板右下にボタン増設が可能

初期状態ではキャップで塞がれていますが、天板右下にボタン増設が可能なスペースがあります。
手のひらインパクトを試してみたいプレイヤーにはうってつけ。
私が調べた限りでは、加工なしで右下に増設ボタンが取り付け可能なアケコンはDRM JSだけでした。
- USBケーブルの差し込み口が左側
- 左下の増設ボタンがジャンプボタン専用
- 天板下部のスペースが狭い
USBケーブルの差し込み口が左側
右側にPCやPS5等の本体がある場合、コードに余計なテンションがかかってしまい、断線や接触不良の原因になる恐れがあります。

ケーブル側が太過ぎると刺さらないのもマイナス
なぜ左側に配置する設計にしたのかは謎。
公式サイトの画像だと、差込口が左側面にあることが分かりにくいのも若干印象が悪いです。
左下の増設ボタンがジャンプボタン専用
左下の増設ボタンがジャンプ専用になっており、ジャンプボタンを切っても別の操作を割り当てられません。
ただ、内部の別のボタンとジャンプボタンの配線を交換すれば、増設ボタンとして使用可能です。
天板下部のスペースが狭い
天板下部のスペースが狭く、手の腹の部分を天板下部の傾斜に置くことになります。
私は手の掌底を支点に手を置きたいため、できれば天板に余裕を持って手を置くスペースが欲しいです。
必須ではありませんが、現在使用中のRAPも似たような作りになっていて、若干不便さを感じていた部分だったので。
TIKITAKA VSLAB VSGEAR
24mm+増設ボタン、ジャンプ切り替え機能、動作点0.5mmのオリジナルスイッチを搭載しつつ、コストを抑えたアケコン(⇒公式サイト)。

価格 PC版 ¥24,800 / PS5版 ¥29,800
- 安価
安価
VSGEARの一番の魅力は何といっても価格。PC版は24,800円と、24mmのアケコンの中では頭一つ抜けて安いです。
FS-24(PC版)より約1.5万円、DRM JSより約1万円安い計算になります。
- オプション系ボタンが安っぽい?
- 中のレバーディスクが引っ掛かる?
公式サイトの画像では確認できない部分なので、断定はできませんが、他の方のレビュー記事やYouTube動画を見た限りで、気になったのは以下の2点です。
- オプション系のボタンが安っぽく押しにくい
- 中のレバーディスクが引っ掛かり操作が重くなる
この辺りは、実際に触ってみないと分からない部分もありますが、レビューを見る限り、内部の配線がテープで固定されていたりと、全体的に作りが安っぽいのは間違いなさそうです。
この2点は、実機が届いたら、レビュー記事で確かめてみます。
最終的に「VSGEAR」を選んだ理由
候補に絞った3台はどれも甲乙付け難い製品でしたが、最終的にTIKITAKAのVSGEARを選びました。
決め手はやはり値段です。

上限にしていた4万円に対して、VSGEARなら約1.5万円もお釣りが出ます。
その分をレバーやボタンの換装に当てても良いし、やはり安いというのは正義です。
ただ正直、選ばなかった2台がVSGEARの価格だったとしたら、間違いなくそちらを選んでたと思います。
それくらい機能面で大きな差は感じませんでした。

既に注文済み。届いてしばらく使い込んだら、改めてレビュー記事を書こうと思います。
【補足】3台に絞る前に検討したアケコン
最後に上記の3台に絞る前に候補に挙がっていたアケコンを紹介します。
私の求める条件に合致しなかったり、不満点が多かったりで見送りましたが、人によっては合うかもしれません。
Qanba Q4 RAF Pro

Qanba製ということで品質は間違いなさそう、しかもAliExpressなら約18,000円(セール、クーポン併用でさらに安価に)とコスパも抜群。
最初に画像を見た時は「これだ!」と思ったのですが、調べてみたらボタンサイズが30mmでした…
最も重要な条件が合わず見送りに。ボタンが24mmだったら即買いでしたね。
VARMILO KASSAI(公式サイト)

作動点調整やラピッドトリガー設定が可能なボタンに加え、価格が31,980円と(最近のアケコンの中だと)割と良心的だったため、初期段階では候補に入っていたのですが、
- 天板がアルミ製で冬場の使用に難
- ボタン交換不可
- レバーボールのナット部分が独自仕様
- ケーブルが巻き取り式で耐久性に疑問符
など、調べるほど気になる点が出てきたため、早々に候補から外れました。
M-GAMING A02(公式サイト)

SS熊本所属のプロゲーマー、ネモ選手監修のアケコン。
- 増設ボタンの配置が近く運指が楽そう
- フレームが鉄製で耐久性は抜群
性能面だけ見たら「有り」な製品でしたが、お値段が59,400円…
流石に手が出ませんでした。
REJECT Arcade Controller(公式サイト)

REJECT所属のストリーマー、ハイタニさん監修のアケコン。価格は36,800円。
- 本体素材が樹脂製で耐久性○
- ケーブルロック機能
- 持ち運びしやすい持ち手付き
など、ガワは良さそうだったんですが、
- 独特な増設ボタンの配置
- メンテナンス性に難あり
- レバーの取り付けネジの位置が配線と被っている
- ファストン端子が固く、ボタン交換が難しい
と、無視できないポイントが多々あり、見送りになりました。
自作
今回紹介した製品には、どれも何かしらの不満点があったため、ファイティングスティックαやオブシディアン等を、自分好みの配置で24mmボタン化することも考えました。
配線関連は大丈夫だと思ったのですが、問題は天板側で、
- ズレなく製図できるか?
- 加工の依頼をどこにするか?
- 金額はどれくらい?
- その他ネジ等のサイズ云々…
考えるほど面倒さが上回ったため諦めました。
今回購入したVSGEARがどうしても合わないようだったら、改めて考えてみようかなと思っています。


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