ついにモンハンワイルズの発売日が決定しました!
モンハンシリーズはPS2のMHGから遊び続けている身としてはかなり楽しみにしているタイトルで、YouTubeの先行プレイなどを見ながら「武器は何で進めようか…」など妄想を膨らませています。
しかしゲーム本編に期待が高まる一方で、「PS5は30fpsなのか?PS5 Proは?ゲーミングPCの必要スペックは?」などハード面の情報がはっきりしておらず、どれを購入するか迷っているプレイヤーも多いかと思います。
今回は公開されている情報から、ワイルズを快適に遊ぶためのハード選び、PC版はどのくらいのスペックが必要か?などをまとめてみました。
モンハンワイルズの発売日が決定!
2024年9月25日に行われたPlayStationの情報番組「State of Play」にて『モンスターハンターワイルズ』の発売日が2025年2月28日になることが発表されました。
対応プラットフォームはPlayStation®5、 Xbox Series X|S、PC(Steam®)
各販売サイトで予約受付が開始されています。
PC版のスペック表に気になる記載が…
そして発売日決定と同時に、ついにSteam版モンハンワイルズにおけるPCの奨励環境、最低環境が判明しました。
解像度 | 1080p(FHD) |
---|---|
フレームレート | 60fps ※ フレーム生成使用 |
OS | Windows®10 (64-BIT Required) |
プロセッサ | Intel Core i5-11600K Intel Core i5-12400 AMD Ryzen 5 3600X AMD Ryzen 5 5500 |
メモリー | 16GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce RTX 2070 Super NVIDIA GeForce RTX 4060 AMD Radeon RX 6700XT |
VRAM | 8GB |
ストレージ | 140GB SSD |
備考 | SSD(必須)、グラフィック「中」設定で、1080p/60fps(フレーム生成使用)のゲームプレイが可能です。 DirectStorage対応。 |
奨励スペックの表を見たときは「思ったより高性能なPCはいらないのかな?」と思ったのですが、備考欄を見ると「フレーム生成使用で60fpsでのゲームプレイが可能」という記載があり、これが議論を呼んでいます。
既存のフレームの情報を基にリアルタイムで追加のフレームを生成し、ゲームのパフォーマンスを向上させる技術。フレーム生成を利用することで、スペック以上のフレームレートや画質の向上が期待できる。
一見メリットしかないように見えますが、フレーム生成を使用すると若干の入力遅延や画面にノイズが発生することもあり、決して万能な技術という訳ではありません。
つまりフレーム生成を極力使用せずに60fpsを出すなら、奨励スペックより高性能なPCが必要ということになります。
ゲーミングPCかPS5 Proか?論争が再燃
フレーム生成使用の記載のせいで本当はどれくらいのスペックが必要なのか?は依然として分からずじまい。
SNS等ではゲーミングPCか?PS5 Proか?の論争が再燃し、価格発表時には「高すぎる」「ゲーム機の価格じゃない」と散々だったPS5 Proが再評価される流れになっています。
通常版PS5は30fps?
ところで通常版PS5では駄目なの?という話ですが、先行体験したプレイヤーからはPS5はおそらく30fps、少なくとも60fpsではないという報告が相次いでおり、60fpsの環境でプレイするためにはPS5ProかPC版を購入する必要がありそう、というのが現状です。
フレームレートが低いと不具合があるのか?
人によっては影響が大きいです。
過去のPS4版ワールド、Swich版ライズではフレームレートによって貫通弾のヒット数が減る仕様がありましたし、処理が重くなる場面ではカクカクになり、ボタンを押すタイミングがズレてコンボを繋ぎにくい…といったこともありました。
貫通弾のHIT数問題はワールドの時点で話題になっていましたが、ライズでも同様の問題が発生するようです。
ワイルズを快適にプレイするならPCかPS5Proの二択
30fpsでも一応プレイできなくはないのですが、個人的には激しいアクションゲームにおいて60fpsはマストだと考えているので、今のところは所持しているPCのパーツを換装するか、PS5 Proの購入を考えています。
性能は変わってないのに値上げ後の価格で通常PS5を買いたいくないのもある笑
おそらく同じ状況で悩んでいるプレイヤーも多いかと思いますので、ゲーミングPC、PS5Proのメリット、デメリットを整理してみました。
PS5 Pro
メリット | 家庭用ゲーム機の中では最も高性能 専門的な知識が不要 チーターが少ない PS5独占の大型タイトル有 |
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デメリット | 13万とゲーム機単体としては高額 ディスクドライブを購入すると+1万 マルチプレイが有料 購入できるか怪しい |
PS5 Proは価格が12万とゲーム機単体としては間違いなく高額です。
しかし同じ価格でPS5 Proと同等性能のゲーミングPCを購入するのは難しく、価格と性能のバランスを考えると「PCとか面倒。でも快適にワイルズを遊びたい」といった層にはPS5 Proが最もお手軽な選択になります。
またパッケージ版を購入すればプレイ後に売却してお金に変えられるので、本体だけでなくゲームソフトと合わせたトータルで考えると価格以上にコスパは高いです。(別売りのディスクドライブが必要になりますが)
さらにPS5には独占タイトルが多く存在するのもメリットのひとつ。ワイルズ以外にもステラーブレイド、FF7リバース等の人気タイトルをいち早くプレイしていくつもりならPS5以外の選択肢がありません。
性能や価格以外の懸念点としては、PS5のように転売でそもそも購入自体が難しくなる可能性があることでしょうか…
・とりあえずワイルズを快適にプレイしたい
・PCの設定とか面倒
・PS5専用のタイトルもプレイしたい
ゲーミングPC
メリット | 細かい設定が可能 マルチプレイが無料 ゲーム以外の用途に使える 互換性の心配がない |
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デメリット | 最低でも15万以上の予算が必要 無視できないチーターの多さ ある程度の知識が必要 |
4K画質で楽しみたいならハイエンドのRTX4090、とりあえず遊ぶならRTX4060と、予算や求める環境に応じてパーツを選択できるのがゲーミングPCの強み。
マルチプレイが無料なのも嬉しいポイント。
PS5だと最も安価なプランでも12ヶ月で6800円。ワイルズを長く遊ぶほど追加で料金がかかってしまいますが、PC版だとその心配はありません。
そしてゲーミングPCはゲーム以外にも様々な用途で使用できることも魅力のひとつ。
もし動画編集やAI絵の生成などに興味があるなら、ワイルズを機にゲーミングPCに手を出してみるのも良いかもしれません。
デメリットは快適にプレイするならPS5 Pro以上の予算が必要なこと、そしてPC版にはチーターが蔓延している点。
特にチーターの多さは無視できないレベル。私はライズでマルチを少し遊んだ程度ですが、存在しない装飾品や怪異クエストを見たのは一度や二度ではありませんでした。
家庭用ゲーム機では悪質なプレーヤーは本体BANで対策しているため、PC版よりはるかにチーターに遭遇する確率は低いです。
野良マルチで遊ぶ機会が多いならPS5版を選んだ方がストレスは少ないでしょう。
・60fpsは絶対!
・15~20万の予算を用意できる
・動画編集やAI画像生成に興味がある
ゲーミングPCおすすめの構成
公開された奨励環境をもとに、おそらく60fpsで遊べてかつ、できるだけ価格を抑えた構成を考えてみました。
※体験版が配信されるまで確実なことは言えないので、参考程度に見ておいてください。
CPU:Ryzen 7 5700X
CPUはRyzen7 5700Xをチョイス。2万円台で購入できるコスパの良さが魅力で、現状(2024年9/30時点)、安く性能の良いゲーミングPCを組むなら真っ先に候補に挙がるCPUです。
以下の表は奨励スペックに記載されているRyzenCPUとRyzen7 5700Xのシングル性能を比較したもの。
CPU | スコア |
---|---|
Ryzen 5 3600X | 1319 |
Ryzen 5 5500 | 1362 |
Ryzen7 5700X | 1513 |
Ryzen7 5700Xは奨励スペックのCPUと比べて150程度スコアで上回っており、ワイルズを快適に動かすなら十分な性能。
なるべく低予算でゲーミングPCを組むならCPUは5700X程度に抑えておいて、ゲームでより重要になるGPUに多く予算を割きたいです。
intel CPUは13,14世代に致命的な不具合があるので、今購入するならRyzenシリーズをおすすめします
GPU:RTX4060Ti
GPUは奨励環境のRTX4060に少し余裕を持たせて、性能と価格のバランスが良いRTX4060tiをチョイス。
RTX4060+フレーム生成で、グラフィック「中」設定+FHD60fpsが可能なら、RTX4060Tiで少し設定を落とせばフレーム生成の使用を抑えながら60fpsは出せる、と思う。
できればRTX4070SUPERクラスが欲しい
もう少し余裕を持ちたいならRTX4070SUPERを選んでおけば確実です。
RTX4070SUPERは前世代最強のRTX3090tiを上回り、価格は10万を切る超コスパのGPU。
RTX4070SUPERクラスなら流石にFHD画質で60fpsは問題ないと思われますが、BTOパソコンだと20万クラスの予算が必要になってくるのがネック。
おすすめのBTOパソコン
FRGAG-B550M/WS914/NTK
CPU | Ryzen 7 5700X |
---|---|
GPU | RTX4060ti |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 1TB M.2 NVMe SSD |
価格 | 159,980円(2024年9月30日時点) |
コスパ重視でBTOパソコンを選ぶならFRONTIERのセール品を狙うのがおすすめ。
Ryzen7 5700X + RTX4060tiの組み合わせはエルデンリング、サイバーパンク等の重いゲームがFHD60fpsで動くスペックで、設定を低くすればおそらくワイルズでも60fpsが可能な構成。
性能と価格のバランスが良く、別会社のBTOパソコンでも定番の組み合わせです。
FRGKB550/WS930/NTK
CPU | Ryzen 7 5700X |
---|---|
GPU | RTX4070SUPER |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 1TB M.2 NVMe SSD |
価格 | 209,800円(2024年9月30日時点) |
20万クラスの予算を用意できるならRTX4070SUPERを搭載しているPCをおすすめしたいです。
RTX4070SUPERクラスを積んでおけば流石にFHD60fpsは問題ありません。
購入は体験版の配信後に検討した方が良い
おすすめPCまで挙げておいて言うのもなんですが、ゲーミングPCの購入は急がなくて良いと思ってます。
スペックギリギリのPCを購入して、実際にプレイしてみたらフレームレートが安定しない…なんてことになったら最悪だし、体験版の配信後に詳細なスペックが判明してから改めて検討しても遅くはありません。
高額だし失敗は避けたいですからね。
私はPCのパーツを換装予定
自分は現在使っているPCがあるし、PS5独占ゲームに遊びたいものもないので、今は体験版配信後に予算にあわせたPCパーツを換装する方向に傾いています。
PCはブログ執筆でほぼ毎日使ってますし、動画編集もするかもしれないので。
購入予定のパーツの価格
パーツ | 価格 |
---|---|
5700X | 25,000 |
マザボ | 10,000 |
RTX4060ti | 60,000 |
RTV4070s | 95,000 |
CPU、マザーボード、GPU以外を使いまわせば、RTX4060Tiなら10万、4070sなら13万程度。
年々ゲームに割く時間が減っていて、今は発売日に絶対買う!ってゲームがモンハンくらいになっているので、なんとか発売日までにプレイできる環境を整えたいとは思ってます。
それにしてもワイルズが発表されたときは、まさか10万越えの予算が必要になるとは思ってませんでしたね…
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